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診療においては、いつも、患者さんにとって自分が「最後の砦」になるのだという思いで取り組んでいます。
患者さんの体と心を山と木にたとえれば「山(体)も見て、木(心)も見る」診療。体の治療では、漢方を中心に。また、患者さんの煩わしさを解放するための「コンビニ診療所構想」にも注力しています。
診療のモットー
患者さんにとって「最後の砦」となる診療、何でもそろうクリニックを目指しています。
患者さんを、いろいろな科目に行く煩わしさから解放してさしあげたい。そのために、ここに来れば一通りの医療がそろう「コンビニ診療所構想」というものを抱いています。基本は、精神科、心療内科ですが、内科、皮膚科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科なども、初期治療はここで対応する。その上で、必要があれば専門の医療機関をご紹介するという方向をいつも考え、注力しています。
診療においては、ここが患者さんにとっての「最後の受け皿」「最後の砦」なんだという思いで取り組んでいます。当クリニックを受診されることで、少しでも早く病気から立ち直られ、自分らしく健やかに生きていただくことを目標に、お一人おひとりの患者さんに全力を尽くしたいと思っています。
まずは背景にある身体症状を診る
「体」の治療は漢方を中心に。初診からの抗うつ剤投与は避けています。
当クリニックでは、まずは患者さんの精神症状の背景にある身体症状にスポットを当てた治療を行い、その上で、抗うつ剤の投与をはじめとする精神症状の治療をスタートするという手順を大事にしています。
メンタルクリニックに行くと、すぐに抗うつ剤を処方されてしまう。それが嫌で、受診に二の足を踏んでしまう患者さんも多いと思います。また、私自身も、自分の親戚や身内がすぐに抗うつ剤を飲まされるというのは抵抗があります。ですから、初診からの抗うつ剤投与は、できるだけ避けるように努めています。
たとえば、胸のどきどき、腹痛、下痢、のぼせなどの身体症状には、できるかぎり漢方を中心に治療を開始します。その上で、漢方と西洋薬を組み合わせた、「心」と「体」にとってよりよい治療を目指しています。
臨床心理士による心理カウンセリングを実施
登録している20名より患者さまに合ったカウンセラーを選び、お悩みに対応しています。
当院では、患者さまへの心理カウンセリングを無料で実施しています。登録している20名の日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士から、患者さまそれぞれのタイプに合ったカウンセラーを選び、お一人おひとりの「心のお悩み」を20分~25分、じっくり丁寧にお聞きしています。
また、患者さまのご希望・ご都合に合わせて、週1回~2週に1回をめどに受けていただけるよう、20名のうち、毎日6〜7人の心理カウンセラーが対応しております。診察時には話しきれないこと、日常の些細なお悩みでも、ぜひお気軽にご相談ください。